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2025.02.28

自動梱包ロボット導入で生産力工場と省力化を実現

FMDXのサポートは、実際の現場にどのように役立つのでしょうか?
今回は、「製品の梱包ラインのロボット導入」にあたり、スマート化実証ラボでの稼働テスト・検証サポートを利用された内池醸造様に、利用の経緯や感想を伺いました。

 

Q.ロボット導入を検討されたのはなぜですか?
多品種化に対応しながら、ライン作業を省力化するためです。
家族構成や食生活の変化ともに醤油や調味料へのニーズは大きく変わっています。
小ロット多品種化やパッケージの多様化が進んだため、
当社では箱詰めラインの「段取り替え」の手間と時間が課題になっていました。
一方でラインの稼働率にバラツキがあり、振り分けを改善する必要もありました。
当時話題になっていた協働ロボットが使えないかと考えていた時に、ハイテクプラザでテスト稼働ができると知って相談したんです。

Q.ロボットの導入効果について教えて下さい。
新ラインは2023年の10月に完成し、1.8Lから200mlまでの40~50品種に対応可能になりました。
それによって生産力が高まりましたし、ライン稼働率のバラつきをある程度均一化することもできました。
課題だった「段取り替え」については、以前30分ほどかかっていたものが、今では5分で終わるようになっています。
作業自体が非常にラクになり、従業員の労働時間改善にもつながっています。

Q.サポートを利用してどんな感想をお持ちですか。
ハイテクプラザには幅広い技術を持つ方々がいらして、質問を投げると何らかの答えや思ってもみなかった提案が返ってくるのが心強いです。
担当の方も現場のスタッフに寄り添って考えてくれて、当社としてもなんとか形にしたいというモチベーションになりました。
それに、こういうサポートを無料で受けられることが、企業にとっては有り難いですよね。
今後、検査工程も自動化したいと考えているので、改めて相談し始めたところです。

 

とのご意見をいただきました。

より多くの質問やハイテク担当者の裏側の話は以下のパンフレットからご覧いただけます。
ぜひご閲覧ください。

パンフレット(15.22MB)
※容量が大きいため表示に時間がかかる場合ございます。

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